(新北 4日 中央社)新北市政府捷運工程局の趙紹廉局長は3日の市政会議で、市内で進められている鉄道建設計画について報告を行った。2014年11月から工事が始まった淡海ライトレール(LRT、軽軌)第1期区間約9.6キロの工事進捗率は予定を0.69%上回る66.67 %に達しており、そのうち緑山線は2018年7月に完成する見込み。開業は同年末の予定で、初期には無料で乗車できる。
淡海LRT緑山線は台北メトロ(MRT)淡水線紅樹林駅から北方面に伸びる路線で、紅樹林-カン頂の約7.4キロ区間。(カン=山かんむりに坎)
趙局長によると、同線は1日当たり4万2000人を輸送でき、淡水と金山を結ぶ淡金公路など、周辺道路の渋滞緩和が期待できる。
また、外国人観光客らの便宜を図るため、同線の切符販売機は日本語、英語、韓国語など10カ国語に対応するという。