(台北 9日 中央社)台北市の超高層ビル、台北101 で8日、10日の国慶節(中華民国の建国記念日)を祝うライトアップが始まった。壁面は国旗を象徴する青白赤のライトで彩られたほか、発光ダイオード(LED)で「TAIWAN BETTER」の文字などが映し出された。ライトアップは10日まで。
国慶節を前に、台北市内はすでに祝賀ムードが広がっている。この日、式典の予行演習が実施され、総統府前の会場には雨にも関わらず、多くの人が見物に訪れた。
パレードのリハーサルも行われた。台北市政府は、市のマスコットに先月就任したばかりの「熊讃Bravo」をモチーフにしたフロートを製作。フロートに乗った熊讃は大雨にも負けず、傘を差しながら沿道の見物客に愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
国慶節当日のパレードは正午に総統府付近を出発し、国定古跡の北門までの間を練り歩く。パレード終了後には、フロート46台が南港展覧館そばに設置された特設会場に移され、15日まで展示される。期間中はクリエイティブ製品やグルメを販売するブースが出店する。午後6時から9時まではライトアップも行われる。