(台北 10日 中央社)国慶節(中華民国の建国記念日)の10日、総統府前広場では祝賀式典が行われた。国軍の楽儀隊(マーチングバンド)による演奏や特殊部隊による格技のパフォーマンスなどが披露されたほか、式典の最後には空軍の曲技飛行隊、雷虎小組がAT3(練習機)5機で国旗を象徴する青白赤の煙を噴きながら低空飛行し、国慶節に彩りを添えた。
この日の早朝、総統府周辺は大雨に見舞われた。式典開始前には雲の間から青空がのぞき、総統府の上には大きな虹がかかった。美しい虹の出現に、現場にいた人々からは歓声が上がり、写真に収めようとカメラを向ける人の姿も多く見られた。