(南投 9日 中央社)茶どころとして知られる中部・南投県で8日、茶芸愛好家が集い、とっておきの茶を互いに分かち合う「千人茶会」が開かれた。約350の茶席が設けられ、2000人余りの参加者は野外の草地で開放的な雰囲気の中、茶を楽しんだ。
千人茶会は、7日に開幕した「2017南投世界茶業博覧会」の一環として開催。同博覧会は2010年に始まり、今年で8回目を数える。会場では良質な茶葉が展示販売されるほか、日本や韓国など各国の茶席の実演なども行われる。今年は7、8日の2日間で約10万人が来場。15日の閉幕までには50万人以上の来場を見込んでいる。