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ドラッグストアの日薬本舗、日本企業と提携 日本発の商品販売を拡大

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左、日薬本舗の謝徳璋董事長、右、BEENOSの直井聖太社長



(台北 17日 中央社)日本製品を主に取り扱うドラッグストアを台湾で運営する日薬本舗(台北市)は16 日、電子商取引(EC)事業を日本の国内外で展開するBEENOS(東京都)と、日本発の製品やコンテンツを台湾での認知・販売を拡大させるための包括的業務提携に合意した。第1弾として、日本人イラストレーター、絵子猫氏の「ECONECO(エコネコ)」ブランドの美容商材などを来月から販売開始する予定。

台北市内のホテルで提携合意書の調印式が行われ、日薬本舗の謝徳璋董事長(会長)や、BEENOSの直井聖太社長らが出席した。

両社はBEENOSグループが保有するECONECOの台湾市場でのマスターライセンス独占代理店契約を締結。台湾における総合的なブランド展開を図る。

日薬本舗は2011年10月の設立以来、出店を拡大し、現在は実店舗を34店舗展開する。日本商品を中心に扱うドラッグストアとしては台湾最大規模。謝董事長は、ECONECOブランドの台湾市場でのマスターライセンス独占代理店契約締結は「創業6周年を迎える最高の誕生日プレゼント」だと喜びを語った。

BEENOSグループは「転送コム」など海外の消費者に向けたECサイトを運営。台湾は発送数の上位エリアになっており、戦略的重点地域と位置付けているという。

台湾のドラッグストア業界では、今月13日、マツモトキヨシホールディングス(千葉県)と台隆工業(台北市)が合弁事業の推進に関する合意書を締結したばかり。今後「マツモトキヨシ」店舗が台湾に進出することになる。

これについて直井社長は中央社の取材に対し、「多くの日本企業が台湾に進出することは非常に喜ばしいこと」と語った上で、台湾市場の特徴やニーズを理解する日薬本舗と日本の商品を多数保有するBEENOSの提携によって店舗と商品提供をより良いものにできるとし、台湾市場への自信を示した。


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