鍬山神社から氏子らの手によって運ばれた神輿
(亀岡市横町・形原神社)
亀岡祭の本祭に向けて、京都府亀岡市上矢田町の鍬山神社からご神体を横町の御旅所・形原神社に移す「おいで祭り(神幸祭)」が20日、旧城下町一帯で催された。2基の神輿(みこし)が太鼓や氏子行列とともに練り歩き、祭りムードを盛り上げた。
鍬山神社での神事の後、トラックに乗せた2基の神輿と氏子ら約150人による行列は午前9時半ごろ出発。亀岡太鼓を打ち鳴らしながら、約3時間半かけて21カ所の町内を巡行した。
太鼓の音が聞こえると、市民らは自宅から出て神輿に頭を下げたりお供えをしたり。形原神社に到着すると、高校生や大学生ら約60人が約1トンの神輿を担ぎ、慎重に拝殿に運び入れた。