(台北 27日 中央社)台湾最大級の旅行展示会「台北国際旅行展」(台北国際旅展)が27日、台北市内で開幕した。旅行大手、ライオントラベル(雄獅旅遊)によれば、今年最も好調な売り上げが期待されるのは、日本行きの旅行商品。旅行業者各社は格安の商品を販売し、日本旅行需要の獲得を目指す。
同展の開催は25回目。今年は68の国・地域から950団体が参加し、1650のブースが出展された。36万人の来場を見込み、成約額は昨年の30億台湾元(約113億円)を上回ると予想されている。
ライオントラベルの游国珍氏によると、今年は日本行きの個人旅行者数が大幅に増加。そのため、日本の旅行予約サービスと手を組むなど販売戦略の変更を図ったという。
その他の大手旅行会社は、東北行き個人旅行4日間5999元(約2万2600円)、沖縄4日間9888元(約3万7300円)などのプランを打ち出している。
同展は世界貿易センター1号館、3号館で30日まで。