京産大と同大
ラグビー関西大学リーグは、19季ぶりの優勝を目指す京産大と全国大学選手権出場に向けて負けられない同大が5日、鶴見緑地球技場で直接対決する。開幕4連勝と好調の京産大は看板のFW、2勝2敗と背水の陣で挑む同大はバックスの活躍が鍵になる。
京産大は現在、天理大とともに無敗。強力FWがスクラムやモールで優位に立ち、バックスは計6トライのWTB浜田(3年、京都成章)をはじめ決定力が際立つ。
前節の関学大戦は後半ロスタイムに逆転し、終盤の勝負強さも光る。課題はラインアウトやモールの精度。本来の強固なまとまりを取り戻し、圧倒できるか注目される。
同大は開幕戦で関学大に逆転負け。第3節の関大戦も接戦を落とし、波に乗りきれていない。ただ、FWからバックスへ素早く展開できた試合は大量得点で快勝。得意のパスワークで勝機を見いだしたい。
FWとバックスが一体となった攻撃を引き出すSO永富(3年、東福岡)がキーマン。相手の強力FWに対し、磨いてきたスクラムがどこまで通用するか真価が問われる。