(台南 7日 中央社)南部・台南市の長栄女子高級中学(高校)は7日、創立130周年記念イベントを開催し、多くの卒業生が母校を訪れた。イベントの目玉として歴代制服のファッションショーが行われ、在校生や卒業生が清朝時代から日本統治時代、現代に至るまでの制服に身を包み、同校の制服の歴史を紹介した。
同校は清朝時代の1887年に英国の長老教会により「台南新楼長老教女学校」として創立。チャイナドレスやセーラー服など、歴代の制服からは時代の流行が見て取れる。昨年共学化に伴い、制服も一新。男子生徒の制服が加えられ、新たな節目を迎えた。
ファッションショーでは70歳を超える卒業生の女性たちが現在の制服を着て、男子生徒に手を引かれながら登場。同校の時代の移り変わりを象徴する演出がなされた。