ラグビーの関西大学リーグは25日、西京極陸上競技場で最終節の2試合を行い、同大は2連覇を決めていた天理大に12-31で逆転負けした。3勝4敗で4位以下が確定し、上位3チームに与えられる全国大学選手権の出場権を5季ぶりに逃した。すでに2位が確定していた京産大は31-27で近大に競り勝ち、6勝1敗で日程を終えた。26日に最終節の残り2試合が行われる。
同大は前半29分、ナンバー8野中(4年、東海大仰星)のトライ(ゴール)で先制し、7-5で折り返した。後半は天理大FWの圧力に耐えきれず逆転され、反撃は厚い防御に阻まれて1トライにとどまった。
京産大は序盤からミスが重なり前半を12-27で折り返した。交代で入ったWTB寺崎(3年、長崎海星)やフランカー城間(1年、御所実)の連続トライなどで後半ロスタイムに逆転した。