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京都・伏見稲荷で「福かさね」作り 正月の縁起物

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絵馬や守矢を組み合わせた縁起物「福かさね」を作る神楽女たち



正月に初詣の参拝者に授与する縁起物「福かさね」をつくる作業が1日、京都市伏見区の伏見稲荷大社で始まった。緋袴(ひばかま)姿の神楽女(かぐらめ)たちが、来年の干支(えと)「戌(いぬ)」をあしらった絵馬や、朱塗りの「守矢(まもりや)」などを組み合わせた。
 
「福かさね」は絵馬と守矢のほか、神木の杉の一部、稲穂を束ねてつくる。それぞれ、開運や五穀豊穣(ほうじょう)などの願いが込められている。絵馬の原画は日本画家上村淳之さん、由里本出さんが手がけた。

 神楽女たちは一つ一つ丁寧に組み合わせ、完成した「福かさね」を積んでいった。田原美織さん(19)は「正月が近づいてきたと実感する。絵馬はかわいい絵なので多くの方に手にしてもらいたい」と話した。

 年末までに約2万組を用意する。大みそかから有料で授与する。


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