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京都府知事選、擁立動き活発化へ 山田氏不出馬6日表明

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来春の京都府知事選に立候補せず4期目の任期満了をもって勇退する意向を固めた京都府の山田啓二知事(63)は5日夜、京都市上京区の府庁で「最終的な表明は明日の議会で行いたい」と述べ、6日の府議会代表質問で正式表明する考えを示した。

 進退については明言しなかったが「12月議会中には何らかの結論を出さなければいけないと思っていた。機会をいただけるのなら、明日お答えする」と述べた。6日の代表質問は自民党、共産党、公明党の各府議団の代表が質問する。

 山田知事は兵庫県出身で、東京大卒。自治省(現総務省)に入り、1999年に京都府総務部長に。副知事を経て2002年府知事選に4期務めた荒巻禎一前知事の後継として立候補し、初当選した。11年には全国知事会長に選ばれた。

 6日の正式表明を受け、山田知事を支援してきた府議会最大会派の自民、地方組織が残る民進党、公明の間で候補者擁立を巡る動きが活発化しそうだ。

 一方、共産党や労働団体などでつくる民主府政の会は、過去の選挙で山田知事に対抗する候補者を擁立してきた。ある幹部は「4期も務める中で与党会派の政党、市町村と強い関係を築いていたため、不出馬はわれわれにとってチャンスだ」と受け止めた。国政選挙での「市民と野党の共闘」を踏まえ、各種団体と連携して候補者選定を急ぐ。


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