(桃園空港 10日 中央社)9日午後、桃園発バンコク行きのチャイナエアライン(中華航空)機内で日本人乗客3人が持ち込んだ酒を飲み、トイレで喫煙するなどのトラブルが起きた。安全を考慮し、航空機は離陸してから約30分後に桃園空港に引き返した。3人は航空機から降ろされ、航空警察局に引き渡された。
航空警察局によれば、3人は福岡から桃園空港に到着し、バンコク行きの航空機に乗り継いだ。乗り継ぎの際、空港の免税店で酒を購入。搭乗してすぐに飲み始め、大声で騒ぎ、乗務員から何度も注意を受けたという。3人は台湾に着く前からすでに酒に酔っていたとみられている。
3人の行為は民用航空法に違反した疑いがあり、最高で5万台湾元(約19万円)の過料が科される可能性があるという。