(台北 10日 中央社)台北市内で8~10日、東北6県の観光をPRするイベント「日本東北遊楽日」が開催された。会場の外には人間の背丈ほどある雪だるまが展示。雪がほとんど降らない台北の市街地に現れた珍しい光景に、多くの人々が思わず足を止め、記念撮影などを楽しむ姿が見られた。
日本政府観光局と東北六県感謝祭実行委員会が主催。東日本大震災での台湾の支援に感謝しようと2014年から開催され、今年で4回目を迎えた。開幕式には同局の松山良一理事長が出席し、来場者は開催1回目の2万人から年々増加し、昨年は11万5000人が来場したと紹介した。
今年はわんこそばの早食いを競うイベントやこけし、金魚ねぷたなどの伝統工芸体験が行われた。大間のマグロの握り寿司など、グルメの試食や地酒の試飲ができるブースなども準備された。