チンパンジーの赤ちゃん(左下)と母親のローラ
京都市動物園(左京区)で2日、チンパンジーの雌ローラ(25歳)に雌の赤ちゃんが生まれた。同園でのチンパンジーの誕生は、2013年2月に生まれた雄ニイニに続き、3例目となった。
同園によるとローラは初産で、同日午前9時~9時半頃に出産した。予定日より2週間ほど早く、体長約20センチと小さめだという。
ローラは、「わんぱーくこうちアニマルランド」(高知県)から、父親のジェームス(23歳)は、京都大野生動物研究センター熊本サンクチュアリ(熊本県)から、繁殖のため借り受けた。ジェームスはニイニの父親。
同園は「無事に生まれてほっとしているが、体が小さいので心配。今後の経過を見て、一般公開の時期を決める」としている。