すくすくと成長しているレッサーパンダの赤ちゃん
京都府福知山市は1日、雄のレッサーパンダ2匹が市動物園(同市猪崎)で生まれたと発表した。園では初の誕生で、9月に名前を募集し、離乳が始まる10月上旬に公開する予定。
同市は2014年に雄の「キャラ」を、昨年に雌の「しらたま」を福井県鯖江市の西山動物園から借り受け、園舎を新設して飼育している。
2匹は、しらたまの母乳ですくすくと成長し、体長はともに約23センチで体重は627グラムと687グラム。目がうっすらと開き、茶色の毛が生え始め、尾にしま模様が出ているという。
二本松俊邦園長(71)によると、予定より早い初産だったが、しらたまは「かなり落ち着いて育児してくれている」と喜ぶ。大橋一夫市長は「非常に明るい話題。大切に育てて、たくさんの人に見ていただきたい」と語った。