14日に公開される台北101の花火ショーのシミュレーション映像
(台北 14日 中央社)台北市の超高層ビル、台北101は14日、年越しイベントとして実施する花火ショーのシミュレーション映像を公開した。今回は14万球近くのLEDを使った巨大な網形状装飾「TPAD」を初めて導入し、過去最長の6分間にわたり光と花火を融合させた演出を行う。ショーは31日午後11時59分に始まる。
陳世明総経理(社長)によれば、大気汚染に対する関心の高まりを受け、今年は花火の打ち上げ数を1万6000発程度に削減。かつては3万発余りを打ち上げたこともあった。LEDで作り上げたTPADの利用によって、新たな視覚効果をもたらし、エコを兼ね備えた年越しイベントにできればと語った。
TPADは2日から点灯を開始しており、21日までは一般市民から特設のフェイスブックページに寄せられた願い事が映し出される。23~25日にはTPADで台湾最高のクリスマスツリーが演出される予定。