Quantcast
Channel: DUKE Train
Viewing all articles
Browse latest Browse all 23218

4人の台湾人女性漫画家、パリのイベントで手応え 仏の大先輩も激励

$
0
0



(台北 21日 中央社)文化部(文化省)から選ばれた4人の台湾人若手女性漫画家がフランスで開催された「パリ・マンガ・サロン(SoBD)」(8~10日)に参加し、確かな手応えを感じ取った。作品を見た現地のベテラン漫画家、エドモン・ボードワンからは、「君たちの作品は素晴らしい。創作を続けなさい」と激励されたという。

パリのマレ地区で毎年開催されるSoBDは、100人近い評論家や記者による選考のほか、漫画家の講演会や作品展示、ワークショップなどが行われる。

4人はそれぞれ▽台湾のマンガコンテストで多くの受賞歴を持つHOM(鴻)(本名:翁瑜鴻)▽英ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだElainee(同:房瑞儀)▽戒厳令下の台湾社会を描いた作品が2013年の「パリ国際書籍展」(サロン・ド・リーブル)で中高生が選ぶ読者賞に輝いた林莉菁▽ブラックユーモアを得意とし、昨年に欧州最大級のコミックイベント「アングレーム国際漫画祭」(仏アングレーム市)の新人賞にノミネートされた何学儀。

文化部がフランスに設置する「台湾文化センター」によると、SoBDはすでに作品が仏語に訳されている林莉菁以外の3人にとって、欧州の出版社と直接コンタクトできる絶好のチャンス。今回、何学儀の作品に3社から引き合いが入ったほか、翁瑜鴻の中国語作品に買い手がついたり、房瑞儀の作品がアングレーム国際漫画祭関係者の目に留まるなどの成果があったという。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 23218

Trending Articles