京都市動物園は3日、前日に生まれたばかりだったチンパンジーの雌の赤ちゃんが死んだ、と発表した。
同園によると、母親は初産だったローラ(25歳)で、赤ちゃんは2日午前9時25分ごろに生まれた。予定日より2週間ほど早く、体長は26センチ、体重1353グラムと小さめだった。
同園によると、3日朝、職員がローラに抱かれている赤ちゃんがぐったりしているのを見つけ、治療のために母親から離したが、間もなく死亡が確認された。死因は循環不全で、胸部に水がたまって心臓が弱っていたという。同園は「生まれた命を救うことができず、非常に残念だ」としている。