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京都駅東に「屋台村」オープン 市立芸大移転まで期間限定

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火入れ式の後、鏡開きも行われた



京都市下京区の崇仁地域で、屋台風の店舗を並べ、地域のにぎわいづくりにつなげる施設「崇仁新町」が22日夕、仮オープンした。市立芸術大が移転するまで予定地を期間限定で活用する取り組み。初日には学生らが出品する店が並び、地元自治会長らによる火入れ式で祝った。

 午後5時から火入れ式があり、運営組織代表理事の池田正治さん(62)は「地元の自治会や出店者の助けを得て、地域のにぎわいの取り組みを実現でき、感謝したい」とあいさつした。広場に設けた火床に、崇仁、植柳、皆山、稚松、菊浜の5学区の自治会長らがたいまつで火をつけると、さっそく来店者が炎を囲みながら語らい合った。

 施設はコンテナやウッドデッキを使い、屋台風の店が並ぶように仕立て、初日には13店が開業した。市立芸大の学生や卒業生が出品した小物や雑貨の区画、おでんや酒の飲食ブース、京野菜の販売店などがあり、住民や観光客が訪れた。

 崇仁新町は来年2月に本格オープンし、下京区塩小路高倉南東角の空き地約1千平方メートルに、午前11時~午後10時に営業する店を並べる。地元自治会役員やまちづくりに関わる大学教授らでつくる「渉成楽市洛座」(下京区)が市有地を無償で借り、移転工事が始まるまで2年半、運営する。


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