全国高校駅伝は24日、西京極陸上競技場発着コースで行われ、第29回の女子(5区間、21・0975キロ)は、仙台育英(宮城)が歴代2位となる1時間6分35秒で23年ぶり3度目の頂点に立った。京都の立命館宇治は1時間8分30秒の4位で3年ぶりに入賞。第68回の男子(7区間、42・195キロ)は佐久長聖(長野)が2時間2分44秒で9年ぶり2度目の優勝を飾った。
京滋勢は、女子で滋賀の比叡山が前年に樹立した県勢最高記録に並ぶ1時間11分29秒の25位と健闘。男子は、3年連続の入賞を目指した京都の洛南が45位に沈み、滋賀の草津東は28位だった。
女子の仙台育英は2区のエカラレが区間新でトップに立ち、後続が逃げ切った。2位は長野東、前回優勝の大阪薫英女学院が3位だった。
男子は3区から佐久長聖と連覇を狙う倉敷(岡山)の一騎打ちに。佐久長聖が6区で先頭に出て、アンカーが突き放した。3位は仙台育英だった。