鴨川にかかる四条大橋(京都市中京区)の高欄に、黒色の油性ペンで書いたとみられる落書きがされているのが24日、見つかった。四条大橋の上は、鴨川や先斗町を背景に記念写真を撮る観光客も多く「せっかくの京都らしい景観が台無し」と残念がる声が上がっている。
落書きがされているのは橋の北側中央付近の高欄で、黒色でアルファベットが書かれている。橋を管理する京都市東部土木事務所によると、橋脚部分の落書きはこれまでにも被害があったが、高欄は初めてという。同事務所は「状況を確認して、落書きを消すなり隠すなり、対応したい」としている。
愛知県から旅行に来ていた会社員男性(26)は「京都の風情が台無し。海外の観光客も大勢行き来する場所で、不快な気分になる」と憤っていた。