(台北 29日 中央社)いよいよ今年も残すところあと数日。旧正月(来年は2月16日)で年を越す台湾でも、年が変わる瞬間を祝おうと、毎年12月31日夜には各地でさまざまなカウントダウン・年越しイベントが催される。そのうちの一部を紹介する。
▽《北部・台北市》有名歌手のライブと台北101の花火ショーをセットで
豪華ゲストで知られる台北市の年越しライブは、市政府前広場にて、午後7時開演。今年はクラウド・ルー(盧広仲)、ニック・チョウ(周湯豪)、ウェイ・リーアン(韋礼安)、ディン・ダン(丁[ロ當])、ビー(Bii・畢書尽)など12組が出演予定。
ライブ会場からほど近い台北101では、午後11時59分から、恒例の花火ショーがスタート。今回は初めて導入した14万球近くのLEDを使った巨大な網形状装飾「TPAD」と花火による光のショーが過去最長の6分間にわたって繰り広げられる。また、女性歌手・アーメイ(張恵妹)と16歳のめい、アンナ(安那)を特別ゲストとして迎える企画が準備されているという。
▽《中部・日月潭》湖面に映えるムードたっぷりの花火ならここ
観光地として名高い日月潭(南投県)では、午後6時から、湖畔でパフォーマンスや市場など、ウオーミングアップの催しが始まる。目玉となる年越し花火は元旦午前0時から8分間、向かい合う2カ所の船着き場で同時に打ち上げられる。天空と水面が美しく彩られる、湖ならではの景観が見どころ。
▽《南部・高雄市》2度の花火で盛り上がるゴージャスな年越し
遊園地やアウトレットモール、ホテルなどがある複合リゾート施設、義大世界(高雄市)では、異なる趣向の花火が2度楽しめる。午後11時16分から来場者をもてなす意味を込めた36分間のウエルカム花火、そして元旦の午前0時からは、音楽とともに楽しむ999秒間の本格的な年越し花火ショーが続き、ゴージャスに新年の到来を祝う。