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台湾初のミシュランガイド発行へ、ストリートグルメの星獲得に期待感

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豚の煮込みが盛られた丼物を30台湾ドル(約110円)で提供する道路脇の屋台から、静かな路地にひっそりとたたずむ高級レストランに至るまで、レストラン格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」の調査員らが、台湾初の同ガイドに掲載する店を選ぶために首都・台北(Taipei)を訪れている。

 旅行通の間でグルメ天国として知られる台湾。2018年にはミシュランガイドが出版される予定となっており、他アジアの都市と肩を並べることでその名声はいっそう輝きを増しそうだ。
 ミシュランガイドは自動車旅行を推奨する目的で、100年以上前にフランスで誕生した。アジア地域への進出は2007年の東京版が初めてだった。

 台湾のガイドを出版するに当たってミシュランは、香港やシンガポールと同様に、活気ある夜市や地元の新鮮食材で名高い台北のストリートフードが高級レストランと並んで高い水準に達する可能性が十分にあるとしている。

 同社広報担当のブルーノ・ドフェロー氏はAFPに対し「豪華な店でなくても、品質の本当に高い食材やシェフの真の腕前を味わえる店はある。われわれにとって大切なのは、皿の上で起きていること。純粋にそれだけだ」と語った。
 ミシュランガイドは昔から高級店の評価の目安とされてきたが、最近では手ごろな飲食店の掲載も増えつつあり、そうした店が星を獲得するとその栄誉を利用して事業を拡張する例も生まれている。


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