南部・嘉義県に昨年末オープンした国立故宮博物院南部院区(故宮南院)の来館者が3日、100万人を突破した。100万人目となったのは、マレーシア人の男性。男性には記念品として、生涯無料で同院の展覧会を参観できるカードやギフトセットなどが林正儀故宮院長から贈られた。
故宮南院は昨年12月28日に開館。林院長は7カ月余りの短期間で100万人を達成できたことを受け、感謝を示した。
100万人目となった男性は、台南市の男性に嫁いだ娘の結婚式に出席するため、一家で訪台したと話し、幸運な出来事に喜びと驚きを露わにしていた。