国際大賞に選ばれるチャイナエアラインのフロート
(ロサンゼルス 2日 中央社)米カリフォルニア州パサデナで恒例行事「ローズパレード」が現地時間1日に行われ、チャイナエアライン(中華航空)のフロート(山車)が、最も美しい海外からの参加作品に贈られる国際大賞に輝いた。同社は32年連続で出場しており、同賞を獲得したのは今年で連続14回目。
同社のフロートは「私たちの海を守る」をテーマに、台湾周辺の海でよく見られる海水魚のクマノミやアオウミガメ、サンゴなどがあしらわれた。中央にはシュノーケリングを楽しむ人の大型模型も据えられ、台湾の海の魅力が表現された。
交通部(交通省)観光局の駐ロサンゼルス弁事処の施照輝主任によれば、同局は今年、台湾の海洋生態を観光のアピールポイントとしている。同社のフロートを通じて米国の人々に台湾の海の風景を知ってもらい、誘客につなげられればと期待を示した。
同イベントは100年以上続く新年祝賀行事。今年は39台のフロートがコロラドストリートを練り歩き、沿道には多くの観衆が集まった。イベントは当日、複数の放送局を通じて中継が行われたという。