(基隆 6日 中央社)日本人の団体ツアー客ら乗客18人を乗せた観光バスが6日午後2時ごろ、北部・基隆市内を走行中、クレーン車の吊りゴンドラに接触、窓ガラスが割れて60代とみられる男性1人が右肩に擦り傷を負った。男性は命に別条はなく、付近の病院で手当てを受けた後、ホテルに戻ったという。
警察によると、事故に遭ったのは国光客運のチャーターバスで、北部の名所・九フンに向かう途中だった。事故発生時、クレーン車は斜面の補強工事をしており、工事中の標識も立っていたという。運転手には酒気帯び運転の形跡はなく、警察は原因を調査している。(フン=にんべんに分)