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メイデイの桃園公演最終日、ジェイ・チョウのサプライズ出演に観客熱狂/台湾

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(桃園 8日 中央社)ワールドツアーを開催中のロックバンド、メイデイ(五月天)が7日、桃園国際野球場(桃園市)で11日間にわたって開催した公演の最終日を迎えた。約2万4000人の観客は激しい風雨の中、メイデイのステージに酔いしれ、シークレットゲストとして歌手のジェイ・チョウ(周杰倫)が登場すると盛り上がりは最高潮に達した。

「[イ尓]不是真正的快楽」の間奏からメロディーに移り変わろうとした瞬間、ジェイが「聴見下雨的声音」のサビの部分を歌いながらステージに登場。予期せぬサプライズに、会場は大歓声に包まれた。ジェイはボーカルのアシン(阿信)と「[イ尓]不是~」のほか、「ヌンチャク」(双截棍)をデュエットした。

この日に桃園空港に到着し、その足で会場に来たというジェイ。MCでは、先日の公演にゲスト出演した歌手のリン・ジュンジエ(林俊傑、JJ)が1日限定の「六月天」を結成したと話したことに対抗し、ジェイとメイデイの名前から一文字ずつを組み合わせた「周五」の結成を提案。「周一(月曜)から周五(金曜)まで歌い続けよう」とノリノリで語り、観客を喜ばせた。

あいにくの天気となったが、メイデイはこの日だけの特別演出として、洪栄宏の「一支小雨傘」を即興で披露。観客からのリクエストに応え、自身の台湾語曲「雨眠」もプレゼントし、悪条件を盛り上げる要素に変えるパフォーマンス力の高さを示した。

メイデイのワールドツアー「人生無限公司」は昨年3月の高雄公演を皮切りに、これまで北京や杭州、香港、クアラルンプール、ニューヨークなど世界32都市を巡り、この日の桃園公演最終日で65公演目となった。動員数は自己最多の226万4000人を記録。6月までにマカオやパリ、ロンドンなど7都市で計10公演が予定されており、さらに記録を更新することになる。


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