(台北 6日 中央社)台湾の中央銀行が5日発表した昨年12月末時点の外貨準備高は前月比10億3100万ドル増の4515億ドル(約51兆600億円)で、9カ月連続の増加で過去最高額を更新した。
同行は主因として、保有する債権の投資収益やドル安の影響でユーロ建て資産などのドル換算額が増えたことなどを挙げている。
また、昨年12月末時点の外資による台湾の株式と債券保有額(時価ベース)、および台湾元の預金残高の合計は前月比2億ドル減の3916億ドル(約44兆2900億円)。外貨準備高に占める割合は約87%で、大きな変動はないという。