頼清徳台南市長は3日、大規模展示場「大台南会展中心」の建設計画が行政院(内閣)に認可されたと明かした。
建設予定地は台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)台南駅の南側にある5.2ヘクタールの産業専用区。総工費は20億台湾元(約64億円)を見込み、今年度予算から1900万元(約6100万円)を計上して基本デザインの策定や環境アセスメントの実施に取り組んでいる。
エコでスマートな展示場を目指し、南台湾産業の交流プラットフォームにする計画。展示空間はスポーツ大会など各種イベントにも活用できるようにするほか、約1000人が収容可能な会議室も設ける方針で、頼市長はさらなる産業発展に期待を寄せている。