2018年1月15日、中国新聞網が、台湾・中央社によると、台湾の高雄国際空港で不明の飛行体により50分間にわたり滑走路が閉鎖されるトラブルが発生したとの報道を伝えた。
報道によると、14日午後6時38分に管制塔から「空港の南方に正体不明の飛行体の光が見える」との連絡があった。光は色を変えながらゆっくりと移動していたという。
同空港の傅耀南(フー・ヤオナン)主任は、「管制塔から空港に飛行体の確認の依頼があった。運航の安全を確保するために、午後6時50分から滑走路を一時閉鎖した」と話した。閉鎖時には関係者の間で一時騒然となったようだ。
気象台や航空会社、航空救難任務を担当する内政部空中勤務総隊などの協力を得て光の正体について確認が行われた結果、星であるとの判断が下された。そして閉鎖から50分後の同7時40分、その結果が管制塔に通知され、離着陸が再開されたという。
この影響で、日本から高雄に向かっていた便が台北の桃園国際空港に一時着陸し、滑走路開放後に再び高雄国際空港に向かうなど、複数の飛行機の離着陸に遅れが発生したという。