オプテックスが発売した電池不要のスイッチ
オプテックスは、車いすを使う身体障害者らが自動ドアを通る際に指で押す開閉スイッチで、電池が不要の新製品を発売した。押す力を利用して自ら発電する「エナジーハーベスティング技術」を活用した業界初の製品といい、需要が見込まれる北米を中心に拡販する。
スイッチは、押す時の力で発電し、自動ドアを開閉させる信号を送信する。250万回以上の耐久性があるため、1日千回押しても7年間はメンテナンスが不要という。配線もないため施工を効率化できる。
北米では、開き戸タイプの自動ドアの横に身体障害者や高齢者らが通るための開閉スイッチが設置されていることが多いといい、今後は病院や公共施設向けに売り込む。欧州や日本でも展開する予定。