就航セレモニーでテープカットする関係者ら
(台北 18日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)系格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は18日、小松空港に就航した。同空港では祝賀式典が開催され、同社の張鴻鐘董事長(会長)や石川県の谷本正憲知事、小松市の和田慎司市長らが出席し、同空港初のLCC就航を祝った。
運航が開始されたのは桃園-小松線。当面は木、日曜の週2便で結ぶ。張董事長は今後需要があれば、増便する可能性もあると述べた。同社の日本での就航は10都市目。
同空港で国際線を運航している航空会社は、他にエバー(長栄)航空、中国東方航空、大韓航空がある。国際線の新規就航は2008年のエバー航空以来、10年ぶりだという。
同空港で勤務する台湾出身者は10年前に台湾線が運航されてから、多くの台湾人旅行客を案内してきたと話す。運航開始当初は団体客が多く見られたが、5年ほど前から個人客も目立つようになってきたと語った。