台北マリオットホテル
(台北 20日 中央社)中国大陸の会員向けのアンケートで台湾を「国」扱いしたことが発覚し、当局から中国語サイトの一時閉鎖を命じられた米ホテル大手のマリオット・インターナショナル。今度は英語と日本語のホームページで、台湾の3都市が日本の一部として扱われていたことが分かった。19日、中国大陸のネットメディア、観察者網が伝えた。現地のネットユーザーからは、「許せない」「地理の授業をもう一度受けてほしい」などとしてボイコットの徹底を呼び掛ける声が相次いでいる。
観察者網によると、ネットユーザーが英語サイトのホテル予約ページで「台」と入力すると、検索結果として表示された「台中市」「台南市」「台東県」という文字の後ろには、いずれも「,Japan」となっていた。また、日本語サイトではこれらの都市名で検索したところ、「日本」と表示されたほか、東京都内のホテルの情報なども出てきたという。
同ホテルの英語サイトは20日現在、すでに修正されている。