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由良川のサケの成長過程を、京都府福知山市猪崎の市児童科学館が公開している。訪れた人が、水槽で元気に泳ぐ仔魚(しぎょ)を見守っている。
由良川を遡上(そじょう)するサケの生態を知ってもらおうと、同館が毎年、卵の飼育・放流を担う住民団体「サケのふるさと由良川を守る会」から卵の提供を受けて飼育している。
今年は約200粒を育てており、今月初旬にふ化が始まった。現在は体長約2センチに成長し、栄養が詰まったオレンジ色のさいのうを腹に付けて泳ぐ姿が観察できる。
サケは3月3日、同市上天津の牧川に放流される。同館は「地元に帰ってこられるよう放流まで元気に育てたい」としている。水曜休館。入館料が必要。