(台中 29日 中央社)中部・台中市龍井区の田んぼで、ヒャクニチソウやコスモス、菜の花などが開花し、一面を色鮮やかに染めている。休耕期を利用したもので、地元農家は毎年12月から翌年2月まで、収穫が終わった田んぼに花を栽培し、緑肥としている。同区は27~28日、関連イベントを開催し、マラソンや農産品の販売などで開花のシーズンを盛り上げた。
27日には林佳龍市長が花畑を訪問。市の新たな行楽スポットだと話し、来訪を呼び掛けた。また、今年11月に同市で開幕する台中フローラ世界博覧会(台中花博)に触れ、市内の各農会(農協)が花博の盛り上げに貢献してくれればと期待を寄せた。
同市政府農業局によれば、同区では米やサツマイモなどが栽培され、中部の重要な農作物の産地の一つになっているという。