白い花を咲かせた雲竜梅
合格祈願の参拝者らでにぎわう北野天満宮(京都市上京区)の境内で、梅の開花が進んでいる。紅白の愛らしい花が寒風に香りを漂わせ、小さな春の訪れを感じさせている。
境内にある50種約1500本の梅は、例年12月下旬から1月初旬にかけて開花が始まる。神職によると、今年は元日に初めて開花が確認されたという。
本殿北側にある花びらが八重の「雲竜梅」では、直径2~3センチほどの白い花が10輪ほど咲いている。今年は寒さが厳しく、開花のペースは緩やかだったが、これから本格化するという。
京都地方気象台によると、30日朝の京都の最低気温は氷点下1・1度で平年より低かった。