台湾社会人野球のトプコファルコンズで主力打者として活躍するジャン
(台北 3日 中央社)中華民国野球協会は2日、今夏のアジア大会に出場する台湾代表について、6日から南部・嘉義で始まる強化合宿の参加メンバー30人を発表した。巨人の元投手で台湾プロ野球・興農ブルズ(現・富邦ガーディアンズ)を経て2012年、社会人チームのトプコファルコンズに入団し、野手に転向したジャン・チェンミン(姜建銘、32)が内野手として選ばれた。
許順益監督は同日、選出の理由について先月末に終わった「ポップコーンリーグ」(爆米花聯盟)での好成績を挙げた。ジャンは全35試合のうち33試合に出場し、打率.383、長打率.571をマークした。
来月に予定されているプロ球団との交流戦や、6月の米国キャンプなどを経て正式メンバーに選ばれた場合、2008年3月の北京五輪世界最終予選以来、約10年ぶりの代表入りとなる。