台湾に初飛来したエアバスの大型機A350-1000
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(桃園空港 2日 中央社)航空機大手エアバスの大型機A350-1000がこのほど、初めて台湾に飛来した。同機は1日、乗客を乗せて約1時間のデモ飛行を実施。新機種の快適さと優れた性能をアピールした。
エアバスのアジア太平洋地域担当副社長ジャン・フランソワ・ラバル氏は、チャイナエアライン(中華航空)やエバー(長栄)航空はいずれも規模が大きい航空会社であるとし、台湾市場を重要視する姿勢を表明。2社の同機購入に期待を寄せた。
デモ飛行に参加したのは、航空会社や航空事業を所管する機関の職員ら。搭乗した謝世謙・チャイナエアライン総経理(社長)は、乗り心地は非常に良かったと高く評価した。一方で、座席数366席を擁する大型機である同機に対する需要が台湾の市場にあるかは様子を見る必要があるとし、購入は検討中だと述べた。
台湾への飛来は中東とアジア太平洋地域を巡るデモ飛行ツアーの一環。同機は1日夕方、桃園国際空港(桃園市)を離陸し、ベトナムに向かった。