11月に再開場することになった南座
2年前から耐震改修で休館中の南座(京都市東山区)が11月に再開場し、11月初旬から2カ月連続で顔見世興行が行われることになった。2カ月連続の顔見世は1996年以来、22年ぶり。外観や内装は従来の趣を守りつつ、舞台演出に関する設備を一新。公演によっては1階の客席をなくして舞台と客席をフラット化するなど、松竹は「訪日外国人も見据えた、新しいエンターテインメントを創造したい」としている。
松竹の迫本淳一社長らが7日、京都市内で発表した。顔見世は、11月に松本幸四郎家の親子3代の襲名披露、12月は別の座組で東西の俳優をそろえるという。