(桃園 14日 中央社)15日から始まる旧正月(春節)連休を前に、台湾各地では桜が見頃を迎えている。桜のイベントも各地で開催され、連休中の集客をねらう。
約5000本の桜が植えられる九族文化村(南投県)は「九族桜花祭」を1日から来月4日まで開催。期間中はヤエザクラやマメザクラが見られるほか、夜間には夜桜も楽しめる。
奥万大国家森林游楽区(同)では、ヒカンザクラやヤエザクラが開花。3月までが見頃だという。
中部・台中市の武陵農場では16日から桜フェスティバルが始まる。園内には約7300本の桜が植樹され、満開時には沿道がピンク色に染まり、行楽客を楽しませる。25日まで。
北部・新北市では、烏来や新店区の陽光運動公園などで、カワヅザクラやヤエザクラ、ヒカンザクラが花開いた。同市の担当者によれば、陽光運動公園は花見の穴場だという。
北部・桃園市復興区を走る北部横貫公路の沿道にはヒカンザクラ約数千本が植えられている。同市の担当者によると、ピンク色の花びらが風に舞う美しい風景を楽しめるという。
台北市内湖区の楽活公園では、桜のライトアップを実施。現在はカンザクラ約75本が開花しており、4月にかけてヤエザクラ、ソメイヨシノ、ケイオウザクラが続々と見頃を迎える。