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若手36人の現代アートを展示販売 京都文博

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京都府は24、25日、若手芸術家が手掛けた現代アートの展示販売会「ARTISTS FAIR KYOTO」を京都市中京区の京都文化博物館で初めて開催する。国内外で活躍する京都ゆかりの芸術家が推薦した若手36人が絵画や彫刻、写真などさまざまな分野の作品を持ち寄る。若手芸術家に活躍の場を提供することで京都の文化力を底上げし、国内外に発信する。

 府内の芸術系大学からは毎年約4千人が卒業しているが、芸術品を扱う大規模な市場がないことなどから芸術家として生計を立てている人は一握り。このため府は、作品の販売ルートを提供することで若手芸術家の活動支援につなげる。

 展示販売会は、府と芸術関係者らでつくる実行委員会の主催。彫刻家の名和晃平さん=京都市立芸術大出身=ら12人から推薦を受けた24~38歳の36人が出品する。名和さんを含む推薦者9人も「応援」という形で出品し、全体で200点近い作品が並ぶ。出品者も来場し、解説する。

 世界最高峰のアートフェア「アート・バーゼル」のメインスポンサーを務めるスイスの銀行UBSが日本のアートフェアでは初めて特別協賛する。

 府は広く来場を呼び掛けるため、台湾や韓国でも広報活動を行っている。府文化芸術振興課は「毎年開催し、ゆくゆくは世界中の人が集まるアートフェアにしたい」と話している。

 各日午前10時~午後6時。入場料千円(大学生以下は無料)。事前申し込み不要。問い合わせは同課075(414)4221。


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