京の花街、上七軒の春の舞台公演「第66回北野をどり」(3月25日~4月7日)のプログラム用の写真撮影が20日、京都市上京区の上七軒歌舞練場であった。芸舞妓が華やかな舞台衣装に袖を通し、本番に向けて気持ちを新たにした。
今回は芸舞妓31人が出演する。最初の演目は、13年ぶりの新作となる舞踊劇「北野の杜(もり)の物語」。新旧の三味線音楽やはやり唄(うた)を織り交ぜた純舞踊「色暦俗曲集」と続き、恒例の総踊り「上七軒夜曲」でフィナーレとなる。
夜桜を背景にした舞台の撮影では、黒色の裾引き姿の芸妓と色とりどりの衣装の舞妓がそろい、一足早い春の雰囲気に包まれた。
午後1時半と4時の2回公演。4300円、お茶席券付き4800円。当日のみ2800円の学生割引もある。上七軒歌舞会075(461)0148。