盛り上がる台北・天母球場のスタンド
(台北 23日 中央社)世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が22日発表した野球の最新の世界ランキングで、台湾は今年1月時点の4位から6位に後退した。上位3位は順番に米国、日本、韓国。
ランキングは過去4年間に開催されたU12(12歳以下)からプロまでの国際大会での成績がポイントとして反映される。
台湾は昨年、U12ワールドカップで準優勝した以外は成績が振るわず、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では1次リーグ敗退に終わっている。今年1月時点のランキングは2014年のU21ワールドカップ優勝で得たポイントがあったため、4位を維持していた。しかし今回はそのポイントが失効したことで、最新の点数が1月時点の3808ポイントから2520ポイントに落ち込んだ。
1位の米国は昨年のWBCで初優勝するなど快進撃が続き5025ポイントとなり、2014年11月以来トップをキープしていた日本(4609ポイント)を追い抜いた。韓国は4158ポイントで3位を維持。4位はキューバ(3152ポイント)、5位はメキシコ(2613ポイント)だった。