02月23日 NHK news web
草津白根山の噴火で観光への影響が続く中、群馬県は台湾からの観光客を呼び戻そうと、SNSで旅行の情報を発信している台湾のブロガーを草津町に招き、温泉街などの安全性をPRしました。
この取り組みは群馬県が行ったもので、23日は旅行に関する情報を多く発信している台湾の女性の人気ブロガーを草津町に招き、噴火のあと立ち入りが規制されているのは火口に近い一部に限られていることなどを説明しました。
このあとブロガーの女性は草津温泉名物の「湯もみ」を体験したあと、源泉の「湯畑」を見学し、地元の関係者に町の歴史などについて質問していました。
そして、ブログに載せるため、早速みずからの動画を撮影し、取材した内容を解説していました。
台湾では草津温泉の人気が高いということで、女性は「台湾の人たちは、温泉街やスキー場がどうなっているのか知りたがっている。今回訪れて安全なことがわかったので、ブログなどで伝えたい」と話していました。
群馬県観光物産課の小柏光広主事は「草津の安全性を台湾の人たちに理解してもらうための取り組みに力を入れていきたい」と話していました。