学校用品や子ども靴などを扱う「ディアキッズスクエア」のイメージ
京都高島屋(京都市下京区)は、子ども用品と紳士用品の売り場を3月に改装する。育児に積極的に関わる男性の増加や、一家でショッピングを楽しむ子育て世代の消費傾向に対応。紳士用オーダースーツのサロンも新設する。
5階の幼児・小学生向け売り場を再編し、学校用品や子ども靴などを扱う「ディアキッズスクエア」(144平方メートル)を1日にオープンさせる。卒業・入学シーズンなどに需要が高まる商品を集中投入し、家族で楽しめる体験型イベントも開催する。
おもちゃ売り場も7日にリニューアルし、面積を1割広げる。ニーズが高い知育玩具を強化するほか、玩具アドバイザーが常駐するコンサルティングスペースを設け、子どもの成長に合わせたおもちゃなどを提案する。
紳士フロアでは、自分らしい着こなしを求める30~50代に照準を合わせ、オーダースーツやシャツを販売する直営サロンを7日に開設する。スーツは3タイプで約400種類の生地から選べ、約4週間で仕上がる。価格帯は1着5万~9万円台。