見ごろを迎えた梅の花(京都市下京区・梅小路公園)
連日の陽気に誘われ、京滋各地で梅が見頃を迎えている。約150本が並ぶ京都市下京区の梅小路公園では24日、「梅まつり」が始まり、来場者が春の日差しを受けて咲き誇る紅白の花々を楽しんだ。
京都地方気象台によると、この日の近畿地方は高気圧に覆われ、京都市の最高気温は13・9度、大津市は12・5度といずれも3月中旬並みに上がった。25日以降は、平年並みか平年より高い気温の日が続くという。
梅小路公園の南東にある梅林には、八重寒紅や白加賀など14品種が植わる。管理する市都市緑化協会によると、ここ数日の陽気で開花が一気に進み、全体の6~7割くらいが見頃を迎えているという。
訪れた家族連れや観光客は、淡紅色や純白の花をめでながら食事を楽しんだり、梅林内を散策して写真に収めたりしていた。梅まつりは、3月4日まで。
(京都新聞)