舞台でアピールするミス日本酒のファイナリストたち
日本酒の魅力を伝える女性を選ぶ「2018ミス日本酒」の最終選考会が12日夜、京都市東山区のホテルで開かれ、グランプリには神奈川代表の慶応義塾大医学部5年須藤亜紗実さん(29)が選ばれた。
酒造関係者らでつくる一般財団法人ミス日本酒が、14年から毎年催している。今年は全国から900人近い応募があり、予選を通過した23人が参加した。
ファイナリストたちは、着付けや利き酒、いけばななどを学び、最終選考会に臨んだ。振り袖姿で日本酒の好きなところや、普及に懸ける思いをスピーチしたほか、殺陣や語学などの特技も披露した。審査員の質問にも答えた。
グランプリに選ばれた須藤さんは「新しい日本酒の未来のつくり手になりたい」と話した。須藤さんは今後1年間、国内外で日本酒や日本文化に関するイベントに出演する。