阿里山の桜=3月12日撮影
(嘉義 15日 中央社)約30種、3000本近くの桜が咲き誇る「阿里山フラワーフェスティバル」が15日、阿里山森林遊楽区(嘉義県)で開幕した。現在は満開のカラミザクラ、8分咲きのカンヒザクラなどが見ごろを迎えている。
同フェスの目玉は、園内に約1900本あるソメイヨシノ。開花の判断基準となる「桜王」と呼ばれる標本木は13日の時点で1分咲き。満開になるのは25日~4月初旬ごろとなる見込み。
林務局嘉義林区管理処によると、今年は園内の高山植物園に桜の押し葉標本や押し花などが楽しめる“桜の壁”が設けられた。一味違った桜の美しさを堪能できるという。
フェスティバルは4月10日までの開催。