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もう「大迷宮」とは言わせない 台北駅をスマート化するアプリ登場

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16日のアプリ配信発表記者会見に臨む台北市の林欽栄副市長(手前左) 


(台北 17日 中央社)1日の利用者数が約54万人に上る台湾最大のターミナル駅、台北駅をスマート化するアプリ「台北車站通」の配信が今月末から始まる。アプリのナビゲーション機能を使えば、「迷宮のよう」と評される台北駅でも迷うことなく目的地に到着できる。

アプリは、台北市政府がパソコン大手、華碩電脳(エイスース)傘下の亜旭電脳(アスキー)と共同で手掛けた駅のスマート化計画の一環。動線を分かりやすくすると同時に、スマートシティの実現に向けて前進する狙いがある。

適用範囲は、台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)、台北メトロ(MRT)、桃園メトロ、バスターミナル、地下街など。超音波ビーコンを使って利用者の位置を確認し、改札口やトイレ、コインロッカー、レストランなど希望の場所まで誘導してくれる。

Android版は今月末、iOS版は来月中旬の配信予定。


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